サステナビリティ
サステナビリティ課題と目標
サステナビリティ課題と目標

重点テーマとサステナビリティ課題(マテリアリティ)
LIFULLグループではサステナビリティ方針のもと、さまざまな課題の中から8つの重点テーマを定め、サステナビリティ課題(マテリアリティ)を設定しました。これらのサステナビリティ課題への取り組みを実践し、持続的な企業価値の向上を目指しています。
※中期ターゲットの期日は、記載のあるもの以外は2025年9月期末
住生活:安心できる住まいと地域づくりを | ||
課題 | あらゆる住み替えの選択の自由と利便性の向上 | |
住まいは、私たちの暮らしを支える大切な基盤です。LIFULLグループはLIFULL HOME'Sをはじめとする事業を通じて、あらゆる人々が自分らしく幸せに暮らせる住まいとの出会いをサポートしています。より多くの物件情報をデータベース化することでより豊富な選択肢を提供し、住宅の品質や地域の住みやすさなど暮らしの安心、安全に関わる情報をさらに拡充することで、納得の住み替えを実現します。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) |
物件DB数:28,059,988件(2022年9月末時点) 主な取組み: |
課題 | 住宅弱者の解消 | |
LIFULL HOME'Sでは、どんな事情を抱える方でも平等に住まいを選ぶことができる権利「ハウジングイコーリティ」を掲げて取組みを行っています。2019年11月に開始した「FRIENDLY DOOR」では、外国籍の方やご高齢の方、障害をお持ちの方など、賃貸住宅を借りるのが難しい、いわゆる「住宅弱者」の方向けに、様々なバックグラウンドをもつ方に理解があり、相談に応じてくれる不動産会社を検索できるサービスを提供しています。 今後も啓発活動を行い「FRIENDLY DOOR」の参加店舗を増やすことで、住宅弱者の解消に取り組みます |
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中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) | 参画店舗数:4,049店舗(2022年9月末時点) |
地方創生: 豊かな地域のための強いつながりを | ||
課題 | 空き家、遊休不動産などの新たな利活用促進 | |
人口減少等の社会の変化により増え続ける空き家は深刻な社会問題になっています。LIFULL地方創生では、こうした空き家や遊休不動産を今の社会に合った新しいかたちで活用することで、空き家問題の解消と同時に地域の活性化も目指しています。空き家バンクの利用を促進して眠れる資源としての空き家を可視化し、地域の暮らしを豊かにする新たな場としての活用を進めていきます。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) |
累計登録物件数:2万物件 主な取組み: 主な取組み: |
課題 | 関係人口の拡大 | |
地域の活性化の源となるのは、その地域に様々なかたちで関わる一人ひとりの存在です。LIFULLグループでは、地域の課題を解決する未来の人材を育成するLIFULL 地方創生スクールやLIFULLFaM、移住を考える人のためのLIFULL LOCAL MATCH、ワーケーションや多拠点生活を提案するLivingAnywhere Commonsなどの事業を通じて、地域の関係人口を拡大していきます。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) | 関係人口:4.6万人 |
課題 | 投融資促進のための新たな仕組みの創設 | |
空き家再生を軸とした地域の活性化を進めるためには資金も必要となります。LIFULLグループは、これまで培ってきた不動産分野の膨大な情報やネットワークと最新のテクノロジーを組み合わせて、新たな不動産金融商品、取引プラットフォームの開発に取り組んでいます。これらの不動産投資、金融関連事業により、地方創生を加速するとともに、不動産流通市場の活性化にも貢献します。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) | 28期投資実績:2500万円 ※5物件を購入し再生して売却 |
超高齢社会: 自分らしく生きられる選択肢を | ||
課題 | 老後の介護の不安の解消 | |
LIFULL介護は、日本最大級の老人ホーム・介護施設の検索サイトとして、2007年のサービス開始以来、多くのお客様をサポートしてきました。今後も業界のトップランナーとして、インターネットを活用して誰もがよりスムーズに、ご自身にぴったりの老人ホームや介護施設に出会えるよう、情報の拡充とサービスの刷新を続けてまいります。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) | 18.3% |
※「超高齢社会」の課題「老後のお金・健康の不安の解消」については、2023年7月の「LIFULL人生設計」事業撤退に伴い、サステナビリティ課題から削除いたしました。(2023年7月変更)
人材:多様な個を尊重し、内発的動機に基づき挑戦する人材を支援 |
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課題 | 社会課題を解決するリーダーの輩出 | |
LIFULLは、事業を通じて社会課題の解決に取り組む企業グループです。私たちは、ビジネスとして利益を上げながら課題を解決する仕組みを創ることで、社会の持続的な発展に貢献していきたいと考えています。より多くの人を笑顔にする新たな仕組みを創るため、誰もが自ら手を挙げてチャレンジする風土をつくり、新規事業や新サービスを生み出すリーダーの育成に注力します。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) | 新規事業承認実績:1件 |
課題 | DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)の推進 | |
イノベーションは、既存の権威や慣習にとらわれない柔軟な発想から生まれます。私たちは、組織活動において公平性を担保し、多様な個性やバックグラウンドをもつ従業員一人ひとりが、お互いの違いを歓迎し、それぞれの能力を存分に発揮できる組織風土を育むことでイノベーションを促進し、あらゆる人が自分らしく生きられる社会の実現を目指します。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) |
インクルージョンサーベイでのポジティブ評価(※):72% 主な取組み: 社員キャリア志向調査の結果: |
課題 | 社員のWell-being | |
Well-beingとは、充実・しあわせな状態を示す概念です。LIFULLの価値創造の源泉はここで働く社員であり、社員のWell-beingはLIFULLの重要な経営目的のひとつです。LIFULLグループで働くすべての社員が仕事に情熱を注ぎ、心身ともに健やかに、充実した人生を送ることができるよう支援していきます。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) |
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情報セキュリティ: 時流に合わせた個人情報保護体制の構築 | ||
課題 | 各国における個人情報保護関連法への対応 | |
情報技術の急速な発展とともに、個人情報をめぐる様々な課題が発生し、それに対応する法律や基準も日々進歩しています。グローバルで情報サービスを展開するLIFULLグループでは、各国の関連法の新設や改廃の状況を常にモニタリングし、エリアや事業の状況に合わせて迅速かつ適切に対応していきます。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) |
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課題 | サイバー攻撃等への技術的・組織的対応力の強化 | |
近年、ネットワークを通じて情報の窃取やシステムの破壊などを行うサイバー攻撃は、ますます高度化、巧妙化しています。LIFULLでは情報を守るためのシステムを強化していくと同時に 、万一の場合にも被害を最小化できるよう、継続的に体制強化に取り組みます。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) |
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課題 | 仕組みとしてのセキュアな環境の整備 | |
LIFULLは、情報サービスを運営する事業者として、情報セキュリティを重要な経営課題と考え、常にシステムの拡充や刷新を行っています。近年では、M&Aによる子会社、孫会社も増えていることから、子会社化プロセスにセキュリティ対応を組み込み、グループ全体で堅固な情報基盤を構築します。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) |
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ガバナンス: 信頼され続ける企業としての基盤強 | ||
課題 | 公正な事業活動を率先する人材・組織の育成 | |
LIFULLのガイドライン(行動規範)には「一点の曇りもなく行動する」という条文があり、あらゆる場面で後ろめたさのない選択をすることを定めています。一人ひとりがこれを体現できるよう、継続的な教育の機会を設けると同時に、組織的な取組みも強化し、誠実で公正な事業活動を推進します。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) |
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課題 | ガバナンス体制の強化 | |
LIFULLグループは、すべての社中(ステークホルダー)に対して社会的責任を全うすることを経営上の最大の目標として、コーポレートガバナンス体制を構築しています。取締役会実効性評価における指摘事項として挙がった課題について適切に対応するとともに、取締役会のダイバーシティを推進することで、継続的な体制強化に取り組みます。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) |
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課題 | リスクマネジメントの強化 | |
事業規模の拡大やグローバル化の進展にともない、リスクも複雑化、多様化しています。LIFULLでは、グループ全体のリスクを適時に把握し、適切に対応すべくリスクマネジメントを強化することで、社中(ステークホルダー)の信頼に応え、企業価値の維持・向上を図ります。 | ||
中期ターゲット |
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実績 | 28期(2022年9月期) | 国内子会社での全社的リスク管理(ERM)を導入 |
環境負荷の低減 |
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今を生きる私たちには、将来世代に対して、このかけがえのない地球を守る責任があります。LIFULLグループは、電力消費にともなって排出される温室効果ガスの削減を中心に、すべての事業活動による環境への負荷を低減し、社中(ステークホルダー)とともに持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 | ||
28期(2022年9月期)の実績 |
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人権の尊重・DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)の推進 | ||
LIFULLは創業以来、社是「利他主義」のもと、すべての社中(ステークホルダー)を尊重し、事業活動を行ってきました。今後もこの姿勢を基本に、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に準じた人権デューデリジェンス等の体制整備を進め、取引先等のパートナーとも連携しながら人権の尊重、ダイバーシティを推進します。 | ||
28期(2022年9月期)の実績 |
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